上野動物園が公開したWebサイトに「すごーい!」と注目集まる その狙いは
東京都恩賜上野動物園(台東区)が2月9日に公開したWebコンテンツ「UENO PLANET」が話題だ。園内で飼育される動物たちの知られざる生態や、普段はスポットライトが当たらない園内に生息する植物、飼育小屋、現場で働いている人間を独特なイラストで紹介しており、ユニークな内容とデザインに注目が集まっている。
Twitterでは、話題のきっかけになったとみられるツイートが16日午後8時時点で1万リツイート、1万3600いいねを超えており、「クオリティーが高い」「超オススメ」「すごーい! たーのしー!」「わーい!」といった好意的な反応が寄せられている。このコンテンツを公開した狙いを上野動物園に聞いた。
裏側の魅力を伝えたい
コンテンツに携わった上野動物園の高橋さん(教育普及課)によれば、UENO PLANETの企画が始まったのは2015年。同園の広大な敷地には、いまだ知られていない魅力がたくさんあり、それらを来園者に伝えるのが目的だったという。
長期的な上野動物園のブランドづくりを目指し、「未知の惑星」をテーマに設定。当初は現サイトと同じようなイラストを使ったポスターを園内で配布した。16年にWeb展開を決め、今回のページ公開にこぎつけた。
「上野動物園にはたくさんの動物がいるが、他にも魅力がたくさんある。それらを表現したかった」(高橋さん)
UENO PLANET内で紹介されているコンテンツは、「模様」「家」「食べもの」「ヘルプ」「人間」「夜」「植物」といった7つのカテゴリーに分けられており、画面をスワイプ(なぞる操作)して次々と内容を読み進められるのが特徴だ。
「あまり知られていないような魅力を7つに凝縮した。内容を見て『意外だな』『へぇ~』といった発見をしてもらい、上野動物園に足を運んでくれればうれしい。コンテンツを見ながら園内を回るのもお勧めしたい」(高橋さん)
UENO PLANETが注目を集める理由の1つに、細い線を積み重ねたような独特のイラストがある。これらは、商業施設「KITTE」のロゴデザインなどを手掛けた日本デザインセンターの三澤デザイン研究室が協力したという。「企画・デザインで協力を仰ぎ、議論を重ねた」(高橋さん)。
高橋さんは、SNS上での反響について「まだ確認していなかった」としており、ITmedia NEWSの取材に対して驚きを見せていた。UENO PLANETの今後の展開は未定としつつ、「お客さんの反応を踏まえて考えていきたい」(高橋さん)としている。
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