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スーファミやセガサターンの画面を鮮明に サンコー「RGB21-HDMI変換アダプタ」

» 2017年10月19日 21時09分 公開
[ITmedia]

 1990年代の懐かしいゲーム機がよみがえる。サンコーは、スーパーファミコンやセガサターン、プレイステーション1/2といったゲーム機の画面をHDMI端子で出力する「RGB21-HDMI変換アダプタ」を発売した。

「RGB21-HDMI変換アダプタ」

 当時、家庭用ゲーム機をテレビに接続する際はコンポジット端子(赤、白、黄のRCA端子)を使用するのが一般的だったが、コンポジット端子はRGBの色信号と輝度信号をミックスして伝送するため、現在のHDテレビに拡大表示すると全体にぼやけ、さえない映像になってしまう。

背面のRGB21ピン端子

 一方、当時のゲーム機は輝度信号とRGB各色の色信号を分けて伝送するRGB21ピンの出力を持っていた。現在のテレビに対応する入力端子を持つ製品はほとんどないが、RGB21-HDMI変換アダプタを使えばHDMI端子に接続が可能。グラフィック全体が鮮明で、かつ色や文字も判別しやすくなるという。当時と同じ4:3のアスペクト比で出力するモードも用意した。

出力イメージ。左はコンポジット接続、右がRGB21-HDMI変換アダプタ経由

 価格はアダプタ単品で4980円(税込、以下同)。スーパーファミコン、セガサターン、プレイステーション1/2のそれぞれに対応した専用RGB 21ピンケーブルとのセットは各5980円。複数のゲーム機で使いたい人のために各ゲーム機の専用ケーブルを単品でも販売する(各1980円)。

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