ここ最近、VR(仮想現実)の話題をよく目にするようになった。VRゲーム空間を舞台にした映画「レディ・プレイヤー1」が公開され、往年のゲームをVR化した「ドラゴンクエストVR」も4月27日から稼働するなど、これまでVRに触れたことがなかった人たちの間でもVRがにわかに盛り上がっている。
実はITmedia NEWS編集部(の一部記者)もVRに首ったけだ。ドワンゴとインフィニットループ(北海道札幌市)が提供するVRライブ配信サービス「バーチャルキャスト」を終電ギリギリまで堪能する記者もいれば、編集部の生放送番組「ITmedia NEWS TV」で美少女として出演した男性記者もいる(同一人物なのだ)。
記者自身も、これまで家庭用ゲームからアミューズメント施設の大規模なVRアトラクションまで、さまざまなVR体験をしてきた。中でも、地上200メートルの板を渡るVRアクティビティー「高所恐怖SHOW」や、「機動戦士ガンダム」のVRアクティビティー「ダイバ強襲」など、VRならではのリアリティーを体験できたり、好きな作品の世界に没入できたりするものは思い出深い。
最近は、VR空間で他のプレイヤーと交流できるソーシャルサービス「VRChat」も体験したが、そこではさまざまな姿のアバターが歩き回っていた。VRChatについて調べていたときに「kawaiiムーブ」という言葉に出会った。Twitterで検索すると、連日のようにkawaiiムーブについての言及がある。TwTimezで初出を調べると、2013〜14年ごろには二次元の女性キャラクターのかわいい行動を示すような使い方で登場している。VR界で今話題のkawaiiムーブとはどういった意味なのか。
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