米Googleは6月6日、デスクトップ向けWebブラウザ安定版「Chrome 67」のセキュリティアップデートを公開した。今後数日から数週間かけて、Windows、Mac、Linux向けに配信する。
Googleによると、最新版となるバージョン67.0.3396.79では、外部の研究者から報告された1件のセキュリティ問題を修正した。
脆弱性はCSPヘッダの不適切な処理に起因するもので、危険度はGoogleの4段階評価で上から2番目に高い「高」に分類している。このレベルの脆弱性は、悪用されれば一定の条件の下で任意のコードを実行されるなどの恐れがある。
報告を寄せた研究者には賞金が贈呈される。金額は現時点で未定。
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