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» 2018年07月28日 10時00分 公開

子連れ旅行の不安を軽減 子どもとの移動をスムーズにする6つのアイデア (1/3)

子どもを連れてのお出掛けは「ベビーカーを使って大丈夫か」「おむつ替えできる場所はあるかなど、不安なことがたくさん。そこで帰省や旅行など何かと子連れ移動が増えるこの時期におすすめなサービスや製品を子育て中の母目線で紹介します。

[近藤奈都美,ITmedia]

 夏休みに家族旅行や帰省を計画している人も多いと思います。しかし、子連れでの旅行は心配事も多いはず。アメリカに住んでいる私も子どもと一緒に日米間を何度か行き来していますが、毎回移動のことを考えると気が重くなる部分があるのは否めません。そこで子連れ移動の不安を軽減するサービスやアイテムを、子育て中の母親目線で紹介したいと思います。

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ベビーカーでの移動の参考に Googleマップの「車椅子対応」オプション

 小さい子どもをベビーカーに乗せていると困るのが電車での移動です。車社会のアメリカと違い、同じ場所へ何通りもの移動方法がある都内の公共交通機関には帰省するたび感心する一方、ベビーカーでの移動しずらさも一番感じます。

 探してもエレベーターが見つからない駅も多々あり、電車は時刻通りに動いているのに、経路検索アプリで検索した通りの時間に到着できることの方が珍しいくらいです。電車に乗っていない時間は常にエレベーターを探しているといっても過言ではありません。

 そこで便利なのが、「Googleマップ」の電車経路検索で利用できる「車椅子対応」オプション。ブラウザやアプリ(iOS/Android)から無料で利用でき、出発地から目的地までの行き方の中から、車椅子やベビーカーに優しいルートを提案してくれます。現在は大都市のみに対応しており、日本では東京だけが対象になっています。

photo 車椅子対応オプションを選択すると、提案ルートが変化する。左が最適な経路、中央がオプションページ、右が車椅子対応経路

 実際に都内の移動に使用してみたところ、最初に提案された徒歩とバスを組み合わせたルートから、地下鉄日比谷線と湘南新宿線を使うルートに変更されました。地下鉄利用時にも使ってみたところ、エレベーターのある地上出入り口を案内してくれて助かりました。

 ただし乗り換え時の駅構内の移動についてはルートが表示されない、車椅子対応オプションで提案されたルートが必ずしもバリアフリー整備されているとも限らないなど、やや不便に感じる部分もあるので、今後のアップデートに期待しています。

ベビーカーでの移動を想定した「ベビーメトロ」

 東京メトロでの移動には3月に公開されたWebサイト「ベビーメトロ」も便利です。利用予定の駅を検索すると、地上出口〜ホーム間をエレベーターのみで利用できるかどうか、乗り換え時にエレベーターを利用できるか、駅のホームにベンチがあるかどうかなどを表示してくれるサイトで、利用は無料。

photo 個人的に乗り換えで苦労した渋谷駅の検索画面

 エレベーターが利用できない駅もありますが、事前にそれが分かっているだけでも覚悟ができますし、手助けが必要な場合はすぐに駅員さんを探すなどのアクションを取ることができるので、大幅に時間をロスすることなく移動できるようになりました。

 ただし現時点では、どのように移動すればいいかを構内図で確認する必要があります。子どもの相手をしつつ、歩きながらスマホで細かい図を確認するのは大変なので、経路ごとにエレベーターが使える出口を記載するといった対応が進めばより使いやすくなると思います。

 とはいえベビーメトロはまだ実証実験段階で、もともと7月末で公開終了の予定でした。最近になって東京メトロから19年7月末まで実験を延長することが発表されたので、しばらくは使い続けられそうです。

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