ITmedia NEWS > セキュリティ >
ニュース
» 2018年10月16日 10時00分 公開

大手4社のWebブラウザ、2020年にTLS 1.0と1.1を無効化

EdgeとInternet Explorer(IE)11、Safari、Firefox、Chromeで、2020年にTLS 1.0とTLS 1.1が無効化される。

[鈴木聖子,ITmedia]

 米AppleとGoogle、Microsoft、Mozilla Foundationは10月5日、それぞれのWebブラウザで、TLS 1.0およびTLS 1.1を2020年に無効化する計画を発表した。

 TLSは通信の内容を暗号化するHTTPS接続のためのプロトコルで、2019年1月19日でバージョン1.0の登場から20年目を迎える。この間にバージョン1.0と1.1に関連するさまざまな脆弱性も指摘されてきた。IETF(Internet Engineering Task Force)は2018年内に1.0と1.1を非推奨とする予定で、たとえ脆弱性が発見されてもIETFによる修正は行われなくなる。

 これを受けてMicrosoftは、EdgeとInternet Explorer(IE)11で2020年上半期から、TLS 1.0と1.1をデフォルトで無効化すると発表した。AppleのiOSとmacOS向けのSafari、およびMozillaのFirefoxでは、それぞれ2020年3月に無効化される。

 GoogleはChrome 72でTLS 1.0と1.1を非推奨とし、2020年にリリース予定のChrome 81で無効とする。

 TLSは現在、1.2が推奨バージョンとされ、最新バージョンの1.3も2018年8月に正式リリースされている。SSL Labsの調査では、Webサイトの94%が既にTLS 1.2に対応しており、各社のブラウザとも、まだ1.0または1.1を使っている接続は1%に満たないと説明している。

photo SSL Labsの調査によると、Webサイトの94%が既にTLS 1.2に対応しているという(出典:Microsoft)
photo Microsoft Edgeについては、2018年9月の調査で、TLS 1.0およびTLS 1.1を使っている接続は1%に満たないことが分かったという(出典:Microsoft)

関連キーワード

TLS | Microsoft | Apple | Google | Firefox | 脆弱性


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.