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デジタルで遊ぶ大人のチェキ! 豊富なエフェクトとBluetooth搭載の「instax mini Evo」 スマホ写真もプリント荻窪圭のデジカメレビュープラス(2/4 ページ)

» 2021年12月20日 11時38分 公開
[荻窪圭ITmedia]

 ただし、カメラ内に縦横を検出するセンサーはないので90度傾いたままで記録される。まあチェキでプリントするには関係ないし。チェキのフィルムは縦位置前提のデザインなのでチェキ的に使うなら縦位置シャッターがメインになるかな。

横位置で構えるときは上面のシャッターボタンを使う。どちらでも快適に撮れるよう、両方にボタンを付けたのがユニークな点だ
横位置で撮ったガスタンク。写りは一昔二昔前のトイカメラっぽさがある。まあ画質で勝負するカメラじゃないし、この方がチェキっぽいかも

 ちなみに背面は縦位置撮影前提のデザインである。一応、露出補正とかフラッシュのオンオフとかマクロモードとかホワイトバランスなんかもあるけど、基本的にはオートで撮るカメラだ。

背面のデザインは縦位置前提って感じだ

 AFは昔懐かしの中央一点で、顔検出AFは搭載。チェキは人を撮ることが多いから必須機能だろう。ただ、顔検出の精度は一昔前のコンパクトデジカメってレベルである。これは残念かな。

顔検出AFがあるけど、ほぼパンフォーカスみたいな感じではある。明暗差があまりない構図だといい感じに撮れる

 そしてプリントである。プリントするときはプリントしたい写真を再生ボタンで呼び出し、プリントレバーを引くのである。この位置やレバーの動きが昔懐かしいフィルム巻き上げレバーを摸したもので、うにっと最後まで引くと自動的にバネで戻る動きなども懐かしい。

PRINTと書いてあるレバーを最後まで引くとプリントがはじまるという、フィルム巻き上げレバーっぽいギミックだ。これは楽しい

 動きとしてはこんな感じ。プリントするシーンを動画にしてみた。

 このギミックはヒットですな。

こんな風にプリントされるのだった

デジタルならではのエフェクトで遊ぼう

 さらに2つのダイヤルがレンズ周りと左肩にある。

 レンズ周りの方がレンズ効果、左肩の方がフィルタ効果だ。

レンズ周りと左肩の2つのダイヤルはそれぞれレンズ効果とフィルタ効果になっている

 この2つを組み合わせていろんなバリエーションを楽しめる。

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