ITmedia NEWS >

デジタルで遊ぶ大人のチェキ! 豊富なエフェクトとBluetooth搭載の「instax mini Evo」 スマホ写真もプリント荻窪圭のデジカメレビュープラス(3/4 ページ)

» 2021年12月20日 11時38分 公開
[荻窪圭ITmedia]

 撮影後にフィルタをかける機能はない。撮るときにセットしなきゃだめってのがチェキらしさといっていいかも。

ノーマルを含めて10種類のレンズ効果。ビネットやぼかしは日常的に使えそう。面白いのはハーフフレーム
ノーマルを含めて10種類のフィルタ

 例えばレトロ+ぼかしで撮るとこんな感じ。

 周辺をぼかしてくれるので人を撮るときにいい。

ぼかし+レトロで撮影。ちょっと全体に暗めになる

 面白いのがハーフフレーム。半分ずつ2回撮影するのだ。これは友達どうしで撮るシーンが多いチェキらしい遊びだ。

上半分と下半分の2回撮影して並べるハーフフレーム。これは遊べそう

 今回のinstax mini Evoはプリントの風合いも2種類から選べる。

 プリント画質モードとして「instax-Natural」と「instax-Rich」が選べるのだ。

 Naturalは従来のチェキの画質。

 Richはデジタルプリントっぽい画質。デジタルカメラで撮って印刷するとこんな感じになるんだろうなという感じ。

 並べて見るとよく分かる。

 同じ写真を左がNaturalモード、右がRichモードでプリントしたものだ。

 右の方が色もしっかり乗っててダイナミックレンジも広いけど、左の方がチェキっぽさがある。

左がNatural、右がRich。右の方が色はしっかり出てるけど、左の方がチェキっぽさがあるのが面白い

 これはもう好みなんだけど、使い分けると面白そう。好みとシーンで最適な方は変わっちゃう。写真としてきれいなのはRichなんだけど、チェキ風にも捨てがたい味が。

iPhoneで撮った写真をプリントする

 もう一つ、instax mini Evo(というか、ハイブリッドチェキシリーズ)の特徴はスマートフォンとの連携。

 スマートフォンとBluetoothでペアリングしてやれば、いつでもさっとプリントできる。

 Bluetoothのみで転送するので転送自体は速くないんだけど、そもそも転送時に800×600ピクセルになるし(インスタントフィルムの解像度を考えるとこれでも十分)、Wi-Fiと違ってすぐつながるので意外にストレスにならないのだ。

 専用のアプリはこんな感じ。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.