電力供給元を東電から新電力に切り替え、年間で1000万円以上コストを削減電力供給サービス

東京電力が電気料金を値上げしてから、節電などさまざまな手段で電力コスト削減に取り組む企業が増えた。西東京市は市内の公立小・中学校で使用する電力の供給元を東京電力から新電力に切り替えた。

» 2012年09月26日 13時15分 公開
[笹田仁,スマートジャパン]

 西東京市は2012年10月1日から、市内の公立小・中学校の電力供給元を東京電力から特定規模電気事業者(新電力)に切り替える。対象となる公立学校は小学校19校、中学校9校の合計28校(図1)。契約業者は指名競争入札で丸紅に決定している。契約期間は2012年10月1日〜2013年9月30日までの1年間。

図1 西東京市の公立小・中学校は、10月から新電力から電力供給を受ける。写真に映っている西東京市立田無第一中学校も対象に入っている

 西東京市は、東京電力との契約を継続した場合に比べて、電力コストを1152万7779円削減できると見込んでいる。

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