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» 2013年02月22日 11時00分 UPDATE

自然エネルギー:メガソーラーの資産価値を第三者が実証、発電量評価から劣化診断まで

全国各地でメガソーラーの建設計画が急増中だ。想定通りの発電量を見込めれば10年程度で投資を回収できるが、安定して運転を続けることは簡単ではない。第三者認証機関のUL Japanがメガソーラーの建設前から稼働後までを対象とする検査サービスを国内で開始する。

[石田雅也,スマートジャパン]

 UL Japanが提供するメガソーラー向けの検査サービスは3段階の事業化フェーズに対応したメニューで構成する。まず建設前の段階で、メガソーラーの収益性に影響する立地条件や発電量の評価、出力検査を実施する。

 次に建設時の段階では、工事完了後の技術的な確認作業がメガソーラーの資産価値を左右することになる。特に重要な点として、発電設備が経済産業省の「電気設備に関する技術基準を定める省令」に準拠して設計されていること、さらに設計図面に基づいて設備が正確に建設されたこと、の2つを詳細に確認する。

 運転開始後も性能監視や不良検出、劣化診断などを実施することによって、メガソーラーを長期にわたって安定的に稼働できるようにサポートする。

isefutami.jpg 図1 「伊勢二見メガソーラー光の街」の完成イメージ。出典:三交不動産

 UL Japanは正式なサービスを開始する前に、三重県の伊勢市で建設が進められている「伊勢二見メガソーラー光の街」(図1)を対象に、工事完了時の確認検査サービスを提供して実用性を検証することにしている。

 このメガソーラーは三重交通グループの三交不動産が大規模な住宅団地の開発と合わせて隣接地に建設するもので、発電能力2.2MW(メガワット)の第1発電所を4月に、3.0MWの第2発電所を8月に稼働させる予定である。

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