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» 2014年10月03日 14時00分 UPDATE

LED照明:LEDをLEDで置き換え? 最高効率「190ルーメン」を打ち出す (1/2)

アイリスオーヤマは2014年10月から12月にかけて、LEDを採用した各種のランプ、照明器具を発売する。特徴は高効率であること。全光束2000lmの直管形LEDランプは効率190lm/Wをうたう。効率が高いため、使用頻度の少ない蛍光灯はもちろん、旧型のLEDランプの置き換えにも適するという。

[畑陽一郎,スマートジャパン]

 「LED照明からLED照明へのリプレースでさらに節電が可能」、このように主張するのはアイリスオーヤマだ。省エネルギー性能が向上したため、点灯時間が短い場所や既に高効率蛍光灯を設置した場所への設置にも向くという。このような場所はもともとの消費電力が少ないため、多少、省エネ効果が高まったとしてもリプレースの出費を回収しにくいとこれまでは考えられてきた。

 同社はLEDを利用したさまざまなランプや照明器具を2014年10月から12月にかけて順次発売する。中でも高い省エネ性能をうたうのが、12月に発売を予定する40型蛍光灯相当の直管形LEDランプ「ECOHiLUX HE190」だ(図1)。

yh20141003iris_HE190_536px.jpg 図1 直管形LEDランプ「ECOHiLUX HE190」。寸法は1198mm×32.5mm 出典:アイリスオーヤマ

 ECOHiLUX HE190の効率は190lm/W(ルーメン/ワット)。国内市場においては直管形LEDランプとして最も高効率だと主張する(関連記事)。

 10.5Wという消費電力はラピッドスタート方式の蛍光灯(FLR)の4分の1と小さい。同社が2010年に発売したLEDランプ(消費電力25W)と比較しても効率が約2.5倍に高まっているという*1)。「190lm/Wという性能を実現するために主に2点を改善した。高効率LEDチップと、変換効率の高い電源だ」(同社)。

 市場における参考価格は1万3500円。蛍光管よりも高価だが、消費電力が少ないため、2.2年〜2.6年で出費を回収できるという(図2)。安価な効率80lm/Wの直管形LEDランプと比較すると約3.1年で出費がほぼ同額になるとした(図3)。

 G13口金を使うため、既存の蛍光灯と置き換えて利用できる。「安定器などの取り外しがあるため、交換作業を依頼する必要がある」(同社)。なお、図2や図3のコストシミュレーションは施工費も含む。

*1) ECOHiLUX HE190の全光束は2000lm。光色はオフィスなどに向く昼白色(色温度5000K)。平均演色評価数(Ra)は82。ECOHiLUXシリーズには、既に出荷を開始しているHE140(140lm/W)、HE160(160lm/W)、HEα(170lm/W)がある。

yh20141003iris_vsFLR_590px.jpg 図2 蛍光灯とのコスト比較(クリックで拡大) 出典:アイリスオーヤマ
yh20141003iris_vsLED_590px.jpg 図3 従来の直管形LEDランプとのコスト比較 出典:アイリスオーヤマ
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