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» 2016年03月15日 17時00分 UPDATE

スマートエネルギーWeek 2016:多角化進めるサンテックパワー、遠隔監視システムに加えLED照明も

サンテックパワージャパンは「PV EXPO 2016」に出展し、「太陽光+α」とした事業戦略のもと、遠隔監視やLED照明などを加えた総合エネルギーソリューション企業としての展開をアピールした。

[三島一孝,スマートジャパン]

 サンテックパワージャパンは、エネルギーの総合展示会である「スマートエネルギーWeek 2016」(2016年3月2〜4日、東京ビッグサイト)内の「PV EXPO 2016」に出展。「スマートHEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)」の価値を訴求した(図1)。

photo 図1 「PV EXPO 2016」のサンテックパワージャパンブース

 サンテックパワージャパンでは従来の太陽電池モジュールを中心としたビジネスモデルから、総合エネルギーソリューションを提供する形へと移行を推進。母体である電子部品商社のMSKで35年も太陽電池パネルを展開してきた実績とともに、親会社である順風インターナショナルクリーンエナジー(SFCE)の総合力を組み合わせることで新たなソリューション展開を実現する方針だ。キーワードに「太陽光+α」を掲げ、パワーコンディショナーやO&M、遠隔監視システムなどの取り扱いを拡大し、提案を強化している。

 既に2016年2月からは華為技術(ファーウェイ)社製のパワーコンディショナーの国内での本格展開を発表(関連記事)(図2)。さらにSFCEグループのドイツ メテオコントロールの遠隔監視システムを国内で展開することを発表している(関連記事)。

photo 図2 ファーウェイ社製のパワーコンディショナー

 国内で展開予定のメテオコントロールの太陽光発電遠隔監視システムは、太陽光発電施設に設置するログデータ収集装置の「blue'Log Xシリーズ」と収集したログおよび分析データを分かりやすく表示するクラウド型監視分析アプリ「バーチャル管制室VCOM」で構成。「blue'Log Xシリーズ」は、パワーコンディショナや各種センサーから発生する太陽光発電システムデータを収集する。センシング用の機器だ。拡張性があるため発電規模を問わず導入することが可能。「バーチャル管制室VCOM」は、発電量や発電所の稼働状況の確認ができるだけでなく、パワーコンディショナや各種センサーから取得したデータを日々自動分析することが可視化・分析できるツールだ。これにより、稼働状況やエラー状況を正確に把握分析し、詳細な分析が可能となる(図3)。

 サンテックパワージャパンの取締役でCOO(最高執行責任者)である山時義孝氏は「太陽光発電市場全体で見ても運用をどうしていくかという関心は非常に高まっている。メテオコントロールはさまざまなニーズに応える柔軟性や高度な分析機能を備えており、既に多くの顧客から引き合いが来ている」と自信を見せている。

photo 図3 サンテックパワージャパンが新たに国内展開を開始するメテオコントロールのblue'Log Xシリーズ

 今後はさらに遠隔監視やパワコンなどの太陽電池関連ソリューションだけでなく、LED照明などにも参入する方針だ。SFCEグループである中国LatticePowerのLED照明の国内展開も模索する。「いつでも投入できる状況にあり、商談などを現在進めている状況だ。まだいつ国内展開を開始するかはいえないが、できる限り早いタイミングで投入できるようにしたい」(同社)としている。

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