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» 2017年07月03日 09時00分 UPDATE

スマートシティ:売電収益で管理費を賄う、93.6kWの太陽光を導入した「タウンハウス」

サンヨーホームズが三重県桑名市に建設した連棟式の建て売り区分所有のタウンハウスは、全棟の合計で93.6kW(キロワット)の太陽光発電システムを導入している。売電収益を各住戸の管理費、およびタウン全体の修繕費用に充当することで、入居者の負担を低減するという。

[陰山遼将,スマートジャパン]

 サンヨーホームズ(大阪市)が、三重県桑名市に建設していた4棟12戸のタウンハウス(連棟式建て売り区分所有住宅)「スマeタウン・アーバンコミュニティ桑名」の全棟がこのほど完成した。各棟に23.4kW(キロワット)の太陽光発電を搭載し、売電収益を管理費・修繕積立費に充当するという。

「スマeタウン・アーバンコミュニティ桑名」の完成イメージ(出典:サンヨーホームズ)

 同社は「エコ&セーフティ」の事業コンセプトのもと、住宅開発で培った省エネ・快適・高耐久のノウハウを街づくりにも生かし、高付加価値の住まいと街並みマネジメント(管理組合の設立など)による新しい街づくりを「スマeタウン」と名付け、全国に展開している。

 今回の桑名市でのプロジェクトは、タウン全体を区分所有方式で全世帯が共同所有し、新設する管理組合によりタウン全体の維持管理を行うことで、街並み保全と資産価値の維持を行う。さらにタウン内の4棟の建物に合計93.6kWの太陽光発電設備を導入し、年間予測発電量は10万2988kWh(キロワット時)を見込む。「再生可能エネルギーの固定買取価格制度」(FIT)を利用した売電収入は年間約233万円、20年間で約4671万円が見込めることから、この収入を各住戸の管理費、およびタウン全体の修繕費用に充当することで、入居者の負担を低減する。

発電量と売電収益のイメージ(出典:サンヨーホームズ)

 スマeタウン・アーバンコミュニティ桑名の敷地面積は1728平方メートル。4棟12戸の間取りは3LDK、畳の間、ウォークインクローゼットで構成され、延床面積99.37m2。タウンハウス形式とすることで、敷地全体を有効活用することができ、販売価格は2960万円(税込)らから。また、入居者は会員制のサポートサービス(初年度無料)に加入することで、鍵の紛失やガラスの破損、水まわりの故障など、万一のトラブルの際に駆け付けサービスが利用できる。

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