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» 2017年10月31日 11時00分 公開

太陽光:山間部に6kmの自営線を敷設したメガソーラー、年間3500世帯分を発電

ジャパン・リニューアブル・エナジーが高知県香美市にメガソーラーを建設。出力規模は約9.8MWで、連系変電所まで約6km先の自営送電線を設置した。

[長町基,BUILT]
「JRE高知香美太陽光発電所」 出典:ジャパン・リニューアブル・エナジー

 再生可能エネルギー事業を手掛けるジャパン・リニューアブル・エナジー(東京都港区)は2017年10月18日、高知県香美市で建設を進めていた「JRE高知香美太陽光発電所」が完成し、営業運転を開始したと発表した。

 同発電所は、同社が所有する現在運転中の太陽光発電所の中で、最も標高の高い場所に位置している。約6km先の連系変電所まで自営送電線を設置し、山間部の地形を利用して、土地の勾配とパネルの傾斜角度をほぼ等しくするなど、発電量の最大化を図った。

 発電出力は約9772kWで、太陽光パネルを約3万5000枚設置した。年間発電量は約1286万kWhを見込んでいる。これは一般家庭3574世帯分の年間消費電力量に相当する電力量だ。CO2削減量は年間約8376tを見込む。

 同発電所の運転開始により、ジャパン・リニューアブル・エナジーが運営する発電所は風力発電所を含め全国で34カ所となる。なお、四国地方では初の発電所となる。

 なお、ジャパン・リニューアブル・エナジーは、2017年10月20日にシンガポール政府投資公社(GIC)の関連会社が、親会社ジーエス・リニューアブル・ホールディングス(GSRH/同)に資本参加したと発表した。GICにとっては、日本のインフラ・再生可能エネルギーセクターへの第1号投資案件となる。ジャパン・リニューアブル・エナジーはこれを契機に、今後さらに事業拡大を加速させていく方針だ。

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