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» 2018年06月26日 11時00分 公開

PVJapan 2018:狭小屋根を生かす太陽電池からEV活用まで、三菱電機のスマートホーム

三菱電機は「PVJapan 2018」で同社のスマートホームソリューションを展示。住宅屋根向けの新しい太陽電池モジュールなども披露した。

[長町基,スマートジャパン]

 太陽光発電協会(JEPA)主催の「PVJapan2018」(2018年6月20〜20日、パシフィコ横浜)で、三菱電機は同社のスマートハウスソリューション「ENEDIA(エネディア)」をはじめ、最新の住宅用、業務用太陽電池モジュールなどを紹介した。

三菱電機のブース

 ENEDIAは、さまざまな家電・設備機器や、電気自動車(EV)の電力をコントロールするHEMSで、エネルギーを「つくる・ためる・かしこく使う」というコンセプトを掲げる。「つくる」では、太陽電池モジュールの性能に加え、発電した直流電力を家庭で使える交流電力へ変換するパワーコンディショナーの性能を高めることで、より多くの電気を生み出す。「ためる」は発電した電気をEV用パワーコンディショナー「SMART V2H」によりEVのバッテリーに蓄電。EVの充電が一杯になれば、電気を給湯機(三菱エコキュート)にお湯として溜めるなどして、有効活用する。そして、HEMSに各機器を繋ぐことで効率よく稼働時間とエネルギーをコントロールし、エネルギーを「かしこく使う」。

 このうちSMART V2Hは、6kW(キロワット)の出力により、多くの電化製品を同時に使用でき、万が一、停電が起きても普段に近い暮らしを実現する電力量を確保する。停電時でもあらかじめ使用する電化製品を特定することなく、住宅用分電盤を通じて家庭内の通常コンセントで、普段使っている電化製品を使用できるなどの特徴がある。

 今回の展示会では太陽電池をはじめ、パワーコンディショナー、EV用パワーコンディショナー、エコキュートなど同社の幅広い豊富な商品群を出品。EVも持ち込み、同社のスマートハウスへの積極的な取り組み姿勢を訴求した。

 太陽電池モジュールの新製品も展示した。既築住宅向けではこれまでよりも出力を3W(ワット)高め、253Wとした新機種を出品。狭小屋根など狭いスペースに設置する場合でも出力アップすることで、発電量を確保する。

 公共・産業用ではまもなく発売する300Wタイプを展示。施設や工場などにおける太陽光発電の自家消費ニーズの獲得を目指し、狭いスペースでも出力アップすることで発電量を高められることなどを示した。

新製品の住宅向け太陽電池モジュール

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