小林啓倫のエマージング・テクノロジー論考
「o3」登場で近づく“AGI”実現──社会への影響は? 現行最強AI「o1 pro mode」に未来予測させてみた(1/3 ページ)
12月20日(現地時間)、米OpenAIが次世代の生成AIモデル「o3」を発表した。残念ながら一般公開されるのは2025年1月下旬以降になりそうだが、AGI(汎用人工知能)を評価するベンチマークでも高いスコアを獲得しているとのことで、生成AIの性能がますます進化すると期待されている。
ではo3が一般公開され、私たちも自由に使えるようになったとき、いったい何が起きるのだろうか。今回は実験的に、最近リリースされた生成AIツールに未来予測を任せてみることにしたい。
手法はこうだ。まず、まだ限られた情報しか公開されていないo3に関して、Googleの「Gemini 1.5 Pro with Deep Research」に情報収集をさせた。Deep Researchは12月10日(現地時間)に発表されたGeminiのエージェント機能で、ユーザーが簡単な指示をするだけで、自律的に情報収集とレポート作成を行ってくれる。これを使い、英語で約1800語の「o3レポート」を作成させた。
次にこのレポートを、12月5日(現地時間)に発表されたChatGPTの「o1 pro mode」に読み込ませた。o1 pro modeは現時点でOpenAIの「最強」とされる生成AIモデルで、o3と同様に、高度な推論能力を持つことを確認できる。o3の情報を与えた上で、それが社会をどう変えるかを予測させようというわけだ。
実際に入力したプロンプトは次のようなものだ。
次に、いまの情報に基づいて、o3が一般に利用可能になることで2025年に起きる「生成AIをめぐる事件」を5つ予測し、日本語でモキュメンタリー風の記事を書いて下さい。タイトルは「2025年、o3登場で生成AIに何が起きる?」で、「だ・である」調の文体、3000字程度でお願いします。また書き出しは「2024年12月21日、OpenAI社が次世代の生成AIモデル「o3」を発表した。」として下さい。
結果はどうなったか? 生成したテキストをこれから掲載しよう。なお出力結果には一切手を加えておらず、不正確だと思われる点もあえて修正していない。従って、内容は全てフィクションだと考えていただければ幸いだ。全文は次ページに掲載する。
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小林啓倫のエマージング・テクノロジー論考
生成AIやメタバース、新たなサイバー攻撃など、テクノロジーの進化が止まらない。少しずつ生活の中に浸透し、その恩恵を預かれることもある一方、思いもよらない問題を生み出すこともある。このコーナーでは、さまざまな分野の新興技術「エマージング・テクノロジー」について、小林啓倫氏が解説する。
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