アニメ生成AI「Anisora」、中国bilibili研究チームが公開 1000万のデータから学習
中国bilibiliの研究チームが、5月20日までにアニメに特化した動画生成AI「AniSora」を公開した。アニメPVやバーチャルYouTuber向けコンテンツの生成、マンガの映像化などに向くという。ライセンスは「Apache License 2.0」でオープンソースをうたうが、ベースモデルが存在するため、利用に当たってはその規約の影響を受ける可能性がある。
AniSoraはプロンプトと画像からアニメ映像を生成できるモデルで、動画生成AI「CogVideoX-5B」ベースの「V1」と「Wan2.1-14B」ベースの「V2」を公開した。1枚の画像から、その続きとなる映像を生成する他、複数の画像を基に、その間を補完するような映像を生成したり、画像の一部分だけを動かしたりするような処理も可能という。
開発にはアニメやバーチャルアイドル、MMD(3Dアニメを使ったアニメーション)映像など、「1000万を超える高品質なデータ」を活用しているという。データについて具体的な記載はないが、開発・生成の手法を示した概要図には「ドラえもん」「くまのプーさん」「名探偵コナン」「ミッキーマウス」「ドラゴンボール」といった作品・キャラクターの画像を掲載している。
実際にモデルを試用できるデモや、出力できる映像のサンプルも公開。ジブリやディズニー映画のスクリーンショットから、その続きを生成する様子などを紹介している。
なお日本では、文化庁が生成AIと著作権の関係をとりまとめ「AIにより生成されたコンテンツに、既存の著作物との類似性及び、依拠性が認められれば著作権侵害となり得る」との見解を示している。
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