ベネッセは7月7日、提携先である社会人向けeラーニングサービス「Udemy」(ユーデミー)の国内のデータを分析した結果を発表した。
2025年1〜4月に検索数が急上昇(昨年同期比)したワードの上位をAI関連が独占。1位は「AIエージェント」、2位は「Cursor」、3位は「Gemini」だった。
急上昇ワード4位は「RAG」、5位は「Copilot」、6位は「Azure AI Fundamentals」(MicrosoftのAI認定資格)。
同社は「AIエージェント領域で重要なオープンプロトコルであるMCPの学習需要はかなり高まっている」とコメント。
また、「エンジニアのコーディングを支援するCursorや、保有データの情報整理支援を支援するNotebookLMなど、特定タスクに特化した対話型の生成AI領域も学習需要が拡大すると考えられる」とも述べている。
ここ10年にわたる学習トレンドを見ると、日本でのサービス展開当初(2015〜16年ごろ)は、PythonやJavaといったプログラミング言語やWeb開発スキルなどが人気の学習領域だったが、2019年からはAWSが台頭。23年以降は生成AIを中心としたAI分野が急成長しているという。
ベネッセは2015年、米Udemyと包括的業務提携を締結し、「Udemy」の日本展開を開始。19年には法人向けの定額サービスで 「Udemy Business」を始め、現在では国内200万人以上が学んでいるという。
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