AIの活用リテラシーを測る「G検定」などを手掛ける日本ディープラーニング協会(JDLA)は9月19日、生成AIを組み込んだシステム開発を、外注する際のポイントをまとめた「生成AI開発契約ガイドライン」を公開した。ガイドラインには、秘密保持契約書やソフトウェア開発契約書などのひな型も付属。「実務にすぐ活用できる内容」としている。
ガイドラインでは、生成AI開発の基礎知識や、契約の進め方などを解説。生成AIを組み込んだシステム開発ならではの注意点にも言及しており、例えば「AIのモデル自体を一から開発するものではない」「ベンダー以外の第三者が有償で提供している生成AIを利用することが多い」といった点を踏まえるなど、契約を円滑に進める方法を紹介している。
ガイドラインは、契約書類をまとめた「資料編」を含めて53ページ。ガイドラインはPDFだが、資料編についてはdocxファイルも提供している。
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