「動画生成AIで、日本一怖い10秒間を作ってみませんか?」――10月7日から開催中のコンテスト「#10秒AIホラーチャレンジ」が注目を集めている。主催は、MBSメディアホールディングス傘下で、ホラー系のコンテンツ作成などを手掛ける闇(東京都港区)。X上で動画を募っており、応募動画の中には10日時点で7万いいねを超えているものもある。
同コンテストでは、生成AIで作成した10秒間のホラー動画をX上で募集している。同社とAIを活用した創作活動で知られる852話(hakoniwa)さんが審査を担当。最優秀賞(1人)には3万円分のAmazonギフトカード、852話賞(1人)には1万円分のAmazonギフトカード、優秀賞(3人)には5000円分のAmazonギフトカードを贈る。
Xには、10日時点で複数の応募動画が1万いいねを超えており、中には7000リポスト、7万超いいねを獲得する動画も。山中の祠をテーマにした作品や、インターフォンの防犯カメラ映像を模した作品など、さまざまな動画が見られる。
なお、多くの投稿動画は、米OpenAIの最新の動画生成AI「Sora 2」で作成したものとみられ「Sora」の透かしが入っている。
X上では、同コンテストの応募動画に対して「血の気が引いた」「このタグずっと見ちゃう」など、そのクオリティーの高さに驚く声が上がっている。「AI特有の突拍子の無さがホラーに合ってるかも」とする指摘も出る一方、「笑いが勝った」「ホラーとギャグは紙一重」との反応を示すユーザーや、「どんなプロンプトで作ったんだろ」と動画の作成方法に興味を持つユーザーも見られた。
同コンテストの応募期間は7日から14日までで、結果発表は24日。コンテストの応募条件と注意事項は以下の通り。
▼応募条件▼
1. 闇公式X(@death_co_jp)をフォロー
2. この投稿をリポスト
3. この投稿に引用リポストで作品を投稿
※投稿は1日1回まで
▼注意事項▼
- 10秒の縦型AIホラー動画であること
- 作品はオリジナルであること
- 使用素材はオリジナルまたは権利処理済みであること
- ウオーターマーク入りでも規約に準拠していればOK
- 使用ツールは問いません
- 各ツールの利用規約を厳守
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