米Amazon Web Services(AWS)は10月13日(現地時間)、AIエージェントを本番環境へ迅速に移行させられる新サービス「Amazon Bedrock AgentCore」の一般提供を、東京を含む世界9リージョンで始めたと発表した。
既に、グローバル大手の医療メーカーや通信企業に導入されている他、日本でもソニーグループやディー・エヌ・エー(DeNA)、野村総合研究所などがプレビュー版を活用している。
AgentCoreは、AIエージェントの構築からデプロイ、運用に必要な基盤を提供するサービス。
開発者は数行のコードでAIエージェントをデプロイでき、CrewAIやLangGraph、OpenAI Agents SDKなどのフレームワークと、Amazon BedrockやOpenAI、Geminiなどのモデルを自由に組み合わせて構築できる。
分離された環境でコードを安全に生成・実行でき、リアルタイムダッシュボードなどで包括的なモニタリングも可能だ。
必要に応じてゼロから数千のセッションへと自動的にスケーリングし、最大8時間のランタイムを提供。KiroやCursor AIなどの統合開発環境(IDE)で動作するMCPサーバーを通じて、本番環境対応のAIエージェントを簡単に構築できる。
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