米OpenAIは12月17日(現地時間)、ChatGPT上で動作するアプリの公開機能を一般ユーザーにも開放した。同社が提供する開発ツールでアプリを作成して申請。審査に通るとアプリを公開できる。同様のアプリはこれまで音楽ストリーミングサービス「Spotify」や、画像編集ツール「Canva」との連携機能をはじめ、企業のみが公開できた。
開発者は、ChatGPT上で公開したアプリを独自のWebサイトやアプリに誘導し、物理的な商品の取引につなげることもできる。今後、デジタル商品の取引を含むその他の収益化オプションも検討する。OpenAIは今回の施策によって生まれるアプリの例として「ChatGPTで食料品を注文できるアプリ」「アパートを検索できるアプリ」といったイメージを示している。
アプリは、ChatGPTとの会話でメンションしたり、ツールメニューから選択したりすることで起動できる。なお、開発者は安全性や透明性、プライバシーに関するアプリ申請ガイドラインに従う必要があり、アプリはOpenAIの利用ポリシーなどを順守しなければならない。アプリを利用するユーザーに対しては、新たなアプリに接続する際に、第三者に共有されるデータを明示する。
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