「細部を消せる」消しゴム3種類を試す3分LifeHacking

細部の消去に最適な、ユニークな形状の消しゴムを3つ紹介しよう。

» 2009年03月02日 11時00分 公開
[kizuki,ITmedia]

 28個のカドを持ち、細部の消去に最適なコクヨ消しゴム「カドケシ」。この製品がお目見えして以降、よく似たコンセプトを持った消しゴムが各社から続々登場してきている。実用性はもちろん高いデザイン性を併せ持ったこれらの製品は、精細なデザインワークはもちろんのこと、日常の事務作業にもこれまでなかった快適さをもたらしてくれる。今回はそれぞれユニークな形状を持つ3種類の消しゴムをまとめて紹介しよう。

3種類の消しゴム。左から、Matchy、viss、ANYTHING-DESIGN

ネジの形状を模した消しゴム「viss」

「viss」本体。今回紹介した白のほかに、黒、オレンジもラインアップ

 最初に紹介するのは「viss」だ。本体のサイズは一般的な消しゴムと同等だが、本体はネジのようならせん形状をしており、いわゆるネジ山の部分を使って字を消す仕組みになっている。

 カドケシなどと違い先端が尖っているわけではないので、細かい1点を消すというよりも、細い線を描くようにして消すスタイルになる。また、面に対して直角に立てることで、広い面積を消せるのもメリットだ。実際に使ってみると、消しカスが先端に付着しやすいので、使用済みの部分をハサミでカットしながら使うとよさそうだ。


ネジそっくりの外観。サイズは小ぶり。左右にこすることで、細い線を描くように消すことができる

本日のレシピ(その1)
製品名 実売価格 発売元
viss(消しゴム・ヴィス) 315円 メタフィス

16のカドを持つ「ANYTHING-DESIGN」の消しゴム

「ANYTHING-DESIGN」の消しゴム。なんとなくナベ料理の具材のようにも見える

 次に紹介するのは、ANYTHING-DESIGN.comが発売している消しゴムだ。横向きに切り込みが入っていたvissと異なり、縦向きに切込みが入っているのが特徴である。その形状ゆえ、一般的な消しゴムのように左右に往復させながら消すのではなく、前後に押したり引いたりしながら消すという利用スタイルになる。

 切り込みによって作られたカドは8つ。両端を合わせると16のカドがあるため、利用のたびに新しいカドを利用できるのが大きなメリットだ。すべてのカドを使い切ったら、カッターなどで断面をカットして新しいカドを露出させるのがよいだろう。


先ほどのvissに比べるとサイズはかなり大きく、重さもずっしりとしている。個人的にはもう少し細いほうが使いやすいと感じた。字を消す際は、一般的な消しゴムとは異なり、前後にこする形になる

本日のレシピ(その2)
製品名 実売価格 発売元
ANYTHING 消しゴム 350円 anything-design.com

マッチの形をした実力派「Matchy」

「Matchy」をパッケージから出して並べたところ。5色×2本の計10本入

 最後に紹介するのは、マッチ棒の形状を模した「Matchy」だ。見るからにデザイン性を重視した製品ではあるが、非常に消えやすく、消しクズも出にくい「隠れた実力派」といえる製品だ。

 10本セットであるため、高い精度が要求される作業のたびに新しい消しゴムを卸すという使い方ができるのがよい。先端が黒ずんだ状態になっていても、それこそマッチらしくて違和感(?)がない。色もカラフルで、ちょっとしたプレゼントにも最適だ。


見た目はマッチそのもの。先端が消しゴム、軸は本物のマッチと同様に木製だ。先端が丸いため細かい作業には向かないものの、取り回しがしやすく実用性は高い

本日のレシピ(その3)
製品名 実売価格 発売元
Matchy 350円 V-15

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