最初に困ったのはイー・モバイルの白い小判型端末だった。ノートPCの右側にぶらぶらしてしまって、邪魔で仕方がない。文具王のベルクロハックを試してみたら具合良し。調子に乗って電子辞書も貼り付けてみた。
最初に困ったのはイー・モバイルの白い小判型のぶら下がりUSB端末(D01HW)だった。使う時にノートPCの右側に、20センチもぶらぶらしてしまって、邪魔で仕方がない。時々、テーブルの端を超えて飛び込み落下をして、自分でUSBケーブルが抜けてしまい、本体が壊れないかと心配したこともある。
この白い小判端末をノートPC(HP Pavilion tx2000)のかたわらにくくりつけておく方法がないか――量販店を訪問したが、抜本的に解決できなかった。
いくつか検索した結果、文具王・高畑正幸さんの提唱したベルクロハックにくぎ付け。文具王は、ノートPCの液晶画面の裏側(つまりPCの背中)に6センチほどの幅のベルクロを2枚貼り付けて、イー・モバイルの白い小判を張り付けて、問題を見事に解決していた。
筆者は東急ハンズに走って、幅広のベルクロを購入。HPの背中全面にベルクロを貼ってみた。そこに、まず当時持っていた160Gバイトの外付けHDDと、イー・モバイルの白い小判端末をとめることにしたのだ。
これは便利だった。最近のアイデアマラソンノートをスキャンしたPDFファイルは全部で5Gバイトだが、それが全部いつでも確認できるようになった。もちろんイー・モバイルの端末もぶらぶらしなくなった。
これに味をしめて、筆者は外付けHDDの容量を最大化することにした。コストパーフォーマンスの最も良かった400GバイトのHDDで、USB給電だけで動くものを入手。これまですべてアイデアマラソンノート(363冊約7.9Gバイト)のPDFファイルと、すべてのデジカメ写真(120Gバイト)と、過去の文書ファイルすべて(約80Gバイト)をその外付けHDDに保存した。
当初の予定は、500GバイトのHDDを2台取り付けて1テラバイトにしようとしたが、もろもろの容量から400GバイトのHDDで当面は使い続けられることが分かった。なお、このHP Pavilion tx2000は、タブレットPCであり、以前に当コラムで報告済みの「さよならキーボード――音声と手書きの二刀流『ハイブリッド入力』」で、Philipsのスピーチマイク「SpeechMike Exec Classic」と、ニュアンスコミュニケーションズの「Dragon Naturally Speaking 2005 Professional」による音声認識とタブレットPCの手書きインプット利用をしている。
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