内田洋行は、無線LAN対応のプレゼンシステム「wivia2」をバージョンアップする。iOS/Androidに対応し、各端末に保存しているデータをプロジェクターやディスプレーに投影可能とした。
内田洋行は4月27日、無線LAN対応のプレゼンシステム「wivia2」のバージョンアップを発表した。iOS/Android端末に対応し、各専用アプリを5月中旬より配布する。
wivia2は、PCなどの端末に保存しているデータを、無線LAN経由でプロジェクターやディスプレーに投影するシステム。映像ケーブルをつなぎ変えることなく、PC側の操作で投影先を切り替えたり、最大4画面までの同時投影に対応する。価格は7万9800円。
今回のバージョンアップにより、スマートフォンやタブレット端末からの操作を可能とした。各端末に専用のアプリケーションをインストールすることで利用できる。
アプリケーションは、操作内容によって2種類用意した。1つ目は、スマートフォンなどの端末に保存しているデータを無線LAN経由で投影できる「wivia Docs」。対応データ形式は、Microsoft PowerPoint/Word/Excel、PDF。端末内のデータだけでなく、メールの添付ファイルやDropBoxなどのオンラインストレージに保存しているデータも投影可能だ。
2つ目はスマートフォンのスクリーンショットや内蔵カメラショットの画像を投影できる「wivia Shot」。スクリーンショット機能を搭載した端末であれば、キャプチャーした画面をそのままwivia2経由で投影できる。カメラのシャッター動作と連動して、撮影した画像を投影するといった使い方もできる。
なおwivia Docsは5月中旬に、wivia Shotは6月中旬にApp StoreとGoogle Playで公開する。いずれも無料。
既にwivia2を利用しているユーザー向けに、アップグレード用のファームウェアを内田洋行のWebサイトにて5月11日に公開する。
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