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東急ハンズ店員さんに聞く、おすすめスマートフォン連係文具：スマート文具サミット2013（2/2 ページ）

» 2013年03月29日 14時30分公開

[上口翔子，Business Media 誠]

モレスキンファンに人気、Evernoteのコラボしたスマート手帳

売り場を案内してくれば東急ハンズの前田卓司さん

　新宿店にしか置いていないモノで（2013年3月時点）オススメしてくれたのが、「Evernoteスマートノートブック」だ。これはモレスキンのノートに手書きした内容をEvernoteのアプリで撮影し、Evernoteの「ノート」として取り込むことができるもの。

　Evernoteは、オンライン上の自分のアカウントに、テキストメモはもちろん、音声、画像、WebページのURL（クリッピング）などあらゆるものを保存しておけるサービスだ。これまでも例えばショットノートなどを使って手書きメモをデジタル化したものを保存はできたが、Evernoteスマートノートブックによって、より親和性が高い製品になったといえる。シールを使ったタグ付けなど、Evernoteの機能とも密に連係する。

　東急ハンズには、電話での問い合わせも多いが、客層としてはどちらかといえば「モレスキンのファン」が買っていく傾向があるという。やはりその書き味に魅力を感じているようだ。

Evernoteスマートノートブック

　最後に、スマート文具の売れ行きや傾向を聞くと「ショットノートのようなノートタイプだと、東急ハンズ・新宿店ではサイズのバリエーション（横開き、縦開き、大小サイズ）も数多く置いているので、スマートフォンと連係するからにかかわらず、普通のメモ帳やノートとして使ってもらっている印象があります。そして、後から『あ、これって取り込めるんだあ』と気が付き、それで使えると判断したら、付属的にスマホで撮ってという使い方をしている人が多い印象ですね。それこそスマホ連係ノートと知らずに買って、これって取り込めるんだ、面白い！っていう人も少なくないです」（前田さん）

　客層については、現在のメインはやはり働く男性。しかし表紙カラーがパステルカラーのショットノートなどは女性の購入者も増えているという。あとはカバー付き商品が売れているのも最近の傾向だそうだ。