メモを片手で書こうとするとすべってしまって書きづらいことがある。裏面にすべり止め加工を施すことでこの欠点を解消したのが「スベらないメモ」だ。
オフィスで電話を受けた際、片手で受話器を持った状態でもう一方の手でメモを書こうとすると、メモ本体をきちんと押さえつけていないと、ずれてしまって書きづらいものだ。ふつうは無意識のうちに、小指の付け根から手首にかけての部分、俗に言う小指球で上からメモを押さえながらペンを動かしているのではないだろうか。
メモ用紙にある程度の面積があって押さえやすかったり、あるいは束になっていて自重があるので押さえなくてもずれないなら問題はないが、小さなサイズのメモ帳だと、メモを取りながら手で押さえるには無理がある。ビジネスフォンなら顔と肩の間に受話器を挟むことによって両手が自由になりメモを押さえやすくなるが、企業内で内線用に使われているPHSのような小型の子機や個人のスマホだと、体勢的にちょっと難しい。
こうした場合に便利なメモ帳が、ビジョンクエストが販売している「スベらないメモ」。台紙に滑り止め加工が施されていて、その名の通りすべりにくいことが特徴だ。これなら筆圧が強い人やボールペンなどで書く人であっても、片手でメモを書いてもすべらない。
一般的なメモ帳の下に滑り止めシートを敷いても同様の効果が得られそうだが、滑り止めシートの凸凹で文字が書きにくくなっては本末転倒だし、粘着力が強すぎてデスク上にべったりとくっついてしまうと逆に困る。こうした書き心地や使い勝手まで配慮したのが本製品ということになる。今回写真で紹介しているB7サイズの罫線入りタイプのほか、リポート用紙サイズの製品や、付せんタイプといったバリエーションがあるようなので、利用頻度の高い品を試してみてはいかがだろう。
製品名 | 実勢価格 | 発売元 |
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スベらないメモ B7サイズ罫線(JM01-02) | 231円 | ビジョンクエスト |
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