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» 2014年01月24日 18時00分 公開

全天球カメラ「RICOH THETA」でワンショット360度パノラマ撮影を試す【前編】(2/2 ページ)

[鈴木啓一,Business Media 誠]
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リコーの専用サイト「theta360.com」以外で、撮影したパノラマ写真を公開する方法 

 リコーの「theta360.com」以外にも、THETAで撮影したパノラマ写真を公開する方法がある。そのなかで以下の3つの方法を簡単に紹介しよう。

公開先 特徴
Microsoft Photosynth Facebookなど、SNSへの投稿が可能
sphere 端末の物理的向きと連動して、パノラマ写真が回転できる
Facebookなど、SNSへの投稿が可能
Google マップ Googleマップ上にパノラマ写真を投稿できる

 MicrosoftのPhotosynthでは、専用のiOSアプリがTHETAに正式に対応している。例えばiPhoneにPhotosynthアプリをインストールしておけば、THETAとWi-Fiで接続、連携して、撮影やPhotosynth.netへの360度パノラマ写真のアップロード、およびFacebookなどSNSへの投稿が可能だ。

2014元旦 増上寺初詣(Photosynth版)(クリックでパノラマのサイトに飛びます)

 sphereと呼ばれるパノラマ写真のWebサービスでは、閲覧する端末の物理的向きに連動して、写真画面が回転するのが特徴だ。THETAの画像をsphereのWebサービスにアップロードするには、Webブラウザを使い、パソコンから直接送るのが一番簡単だが、iPhoneアプリからのアップロードも可能だ(Androidアプリでは未対応)。THETAで撮影した画像をiPhoneの「カメラロール」に保存しておくと、アプリを使ってsphereのサーバにアップロードできる。

 THETAの画像のカメラロールへの保存は、前述のPhotosynthアプリを使う方法や、パソコン経由でファイルをメールする方法、GoodReaderなど、写真をカメラロールに転送できるiPhoneアプリを使う方法、などがある。

 sphereのサーバへのアップロードが終われば、iPhoneだけでなく、Androidアプリや、PCのWebブラウザからも360度パノラマ画像を閲覧できる。さらに、FacebookなどのSNSで、パノラマ画像を仲間と共有し楽しむことも可能だ。端末の向きに応じて画像が回転するので、さらに高い臨場感が得られる。特になるべく大きな画面で楽しみたい機能である。

 ただし、残念ながら、撮影時の方位と、パノラマ画像表示の方角は必ずしも一致していないので、注意が必要だ。画面を操作して実際の方角と一度合わせると、以後その画像の表示上の方位はほぼ現実と一致するようだ。自動的に方位が合うともっと便利だろう。今後、そのようなサービスも期待したい。

芝公園の紅葉(sphere版) (クリックでパノラマのサイトに飛びます)

 パノラマといえば、Google マップのストリートビューを思い出す方も多いと思う。次に、THETAの画像をGoogleマップに登録することを試してみた。

 やり方はとても簡単。まず、THETAで撮影した写真をGoogle+にアップロードする。次にGoogle マップのコミュニティサービス「View」の画面上部、カメラアイコンの「Google+から追加」をクリックし、取り込む。

 ここでうまく「追加」ができない場合は、画像ファイルに必要なメタデータが足りないことが考えられる。例えば後述のようにTHETAの画像をPhotoshopで加工してしまった場合などにこのようなことが起きる。そんなときには、Googleの「Photo Sphere 画像作成サイト」でメタデータを追加し、ダウンロードした画像ファイルを使用する。

 Google マップのコミュニティサービス「View」にパノラマ画像が登録できたら、Googleマップ上の位置と正しい方位を調整する。詳しい方法はこちらを参照いただきたい

 完成したら、Googleによる認証作業が行われる。Googleマップ上に登録され、メールが届くまで、しばらく待つ。Googleマップに登録されるまでには数時間かかる場合があるようだ。

芝公園の紅葉(パノラマ写真をGoogleマップに登録したもの)
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