ほとんどの人のスイッチが入るのは、火曜日なのだそう。何らかの大きな仕事を終わらせたいと思っている人は、火曜日のスケジュールを空けておくとよさそうです。
大きなプロジェクトに取り掛かろうとしている人や、何らかの仕事を終わらせたいと思っている人は、火曜日のスケジュールを空けておくとよさそうです。というのも、最新の調査で、私たちがもっとも仕事に集中し、生産性が高まるのは火曜日であることが分かったのです。
これはある程度、感覚的にも納得できる話ではないでしょうか。まず、月曜日が好きな人はいないでしょう。週末のお休み気分が抜けず、意識を集中させることもままならなという人が多いはず。金曜日も同じく、気分はすでに週末。明日は何をしようと考えることで頭がいっぱいになってしまいます。週の真ん中の水曜日は、とても長い1日。残るは火曜日と木曜日ですが、人材派遣会社Accountempsが300人の人事課長を対象に行った調査によると、ほとんどの人のスイッチが入るのは、火曜日なんだそう。
300人のカナダ人人事課長を対象に調査を行った結果、職場の生産性が高まる曜日として火曜日を挙げたのは全体の33%。これに対し、木曜日は5%、金曜日は6%でした。
2番目に多かったのが水曜日で23%。残る月曜日は14%で、特に決まった日はないと答えた人は18%でした。
Accountempsのシニア・スタッフィング・マネジャーのビタリー・メルニク氏は、その理由をこう説明します。
「週の真ん中には、仕事の邪魔が入りにくいものです。週末が終わり、気持ちも集中できる状態になっています。休みボケによる遅れもすでに取り戻し、定型業務をそつなくこなすことができるのです。ところが、山場である水曜日を越えると、気分はもう週末。だから木曜日・金曜日は、生産性がガタ落ちになってしまいます」
同調査では、中小企業から大企業、そして国内・国際企業など幅広い範囲を対象としています。それでも、寄せられる回答はほとんど変わらなかったのだそう。
ただし、これは科学的な研究ではなく、あくまでも職場の生産性を監視するマネジャー層を対象にした調査結果に過ぎません。それでも、もし職場でのあなたの経験と合致するのであれば、あなたの嫌いな仕事や集中力が必要な仕事をこなす日として、火曜日を充ててみるのもいいかもしれません。
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