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» 2015年09月21日 07時00分 UPDATE

「仕事ができるやつ」になる最短の道:仕事の成果を出したいなら、「副業」をしたほうが良い (2/2)

[安達裕哉,ITmedia]
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「スマート・クリエイティブ」という人材

 「稼ぐ力」は、技術者にも求められている。例えば、Googleが求めるのは「スマート・クリエイティブ」という人材だ。Google会長のエリック・シュミットの著書には次のように書かれている。

 では、この「スマート・クリエイティブ」というのは、具体的にどんな人間なのか。スマート・クリエイティブは、自分の“商売道具”を使いこなすための高度な専門知識を持っており、経験値も高い。
(中略)
 医師、デザイナー、科学者、映画監督、エンジニア、シェフ、数学者などがスマート・クリエイティブになるかもしれない。実行力に優れ、単にコンセプトを考えるだけでなく、プロトタイプをつくる人間だ。
(中略)
 ビジネス感覚も優れている。専門知識をプロダクトの優位性や事業の成功と結び付けて考えることができ、その全てが重要であることを分かっている。
(出典 『How Google Works』日本経済新聞出版社より)

 一見、「スマート・クリエイティブ」はハードルが高いが、実は「副業で稼ぐ人」とやっていることはあまり変わらない。つくり、告知し、売る。それはとてもクリエイティブな活動だ。

 同じように、私は訪問した数々の会社で「自分で商品をつくって、告知して、売って」をやっていた人に出会ってきた。私はそのような人たちに非常に魅力を感じる。彼らは、会社の成果と自分の活動を結び付けることができるからだ。

 「なぜ、自分のつくったものは売れないのか?」
 「なぜ、自分のつくったものは読まれないのか?」
 「なぜ、自分のつくったものは使われないのか?」

 そういったことを考え抜き、修正して、やり続けることは、もっとも効率の良いビジネススキルアップの方法だ。

 休日にゲームをしたり、テレビを見たり、ショッピングを楽しんだりして「消費」を楽しむのも大いにけっこうなことだ。しかし、ほんとうの意味で「これからの時代に対応する力」を身につけるのであれば、「自分でつくって、告知して、売る」ということを積極的にやってみても良いのではないかと強く思う。

つづく

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