ソースネクストは5月23日、留守番電話のメッセージをテキスト化して通知するスマートフォン向けアプリ「スマート留守電」を発売した。従来の留守電サービスの「伝言内容が分からない」「かけ直さないと聞けない」といった問題を解決するとして、2017年末までに100万ユーザー獲得を目指す。
Android版は月額290円、iOS版は月額360円(いずれも税込)。
留守番電話のメッセージを預かると、アプリが自動で音声をテキスト化するサービス。留守番電話サービスにかけ直すことなく、メッセージ内容をテキストで確認でき、留守電サービスにかけ直さなくてもすぐに内容を確認できるメリットがあるという。
アプリをダウンロードすると、同サービスの専用電話番号が発行される。各キャリアの通話転送機能を使い、端末の電話番号を同サービス専用番号へ転送設定することで利用する仕組みだ。
音声も保存されており、全文再生のほかにテキストをタップしてその場所から音声再生ができる「このへん再生」機能がある。
メッセージはアプリ上だけではなく、メールでも確認可能。音声も添付ファイルとして再生できる。590万件の法人データを照合し、電話帳に未登録の番号でも相手の名前を表示する機能や、複数端末の留守電メッセージを一括管理できる機能も備える。留守番電話の音声やテキストの保存は無制限。
アプリストアでの販売に加え、イオンモバイルなどMVNO事業者ら10社以上が販売する予定。海外にも販売を広げる考えだ。
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