そんなふうに悩んでいたとき、たまたま縁があり、株式会社ほぼ日へお邪魔する機会がありました。それが幸いなことに、僕にとって大きな転機になり、heyを設立したいと思うきっかけにもなったんです。
トップの糸井重里さんは20年前くらいからすでに「広告の限界」について言及していたような方です。だから、そこで働く人たちには見えていて、自分に見えていない景色がきっとあるんだろうと、直観的に思いました。
――求めていたヒントは見つかりましたか?
はい。「ほぼ日」のロイヤルカスタマーたちは、「ほぼ日」が出したアイテムをコレクターのように買います。それは「ほぼ日」のスタイルやカルチャー、つまり「作り手が信じるモノづくり」のファンだから、なんですよね。
誰よりも作り手自身が信じて作った商品が生み出す情緒的な消費は、人びとを幸せにする。ほぼ日でそのことを知り、感化され、僕も情緒的な消費を生む作り手たちに、強く興味を持つようになりました。
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