#SHIFT

SNSでニヤニヤしてしまう、「転身ポエム」を分析してみた常見陽平のサラリーマン研究所(5/5 ページ)

» 2018年10月26日 07時43分 公開
[常見陽平ITmedia]
前のページへ 1|2|3|4|5       

努力は運を支配する

 最後に、大好きな言葉を紹介する。

 「努力は運を支配する」

 ラグビー日本代表監督や、三井住友銀行で専務執行役員を務めた宿澤広朗氏の言葉だ。筆者には、この努力が足りなかった。努力のない人間には、運なんて来ないのだ。しょうがない。

 いつも原稿の提出が遅れた。いや、原稿が遅れただけでなく、筆者自身が世の中から遅れていたのだろう。最近は他の連載もスランプだ。若い書き手も増えてきた。不安も募る。

 ネット上で話題になっている記事を読んだ君は、お腹を抱えて笑い、ときにうなる。その記事は筆者が書いたものであることを祈りつつ。

 また、どこかで会おう。

常見陽平のプロフィール:

 1974年生まれ。身長175センチ、体重85キロ。札幌市出身。一橋大学商学部卒。同大学大学院社会学研究科修士課程修了。

リクルート、玩具メーカー、コンサルティング会社、フリーランス活動を経て2015年4月より千葉商科大学国際教養学部専任講師。長時間の残業、休日出勤、接待、宴会芸、異動、出向、転勤、過労・メンヘルなど真性「社畜」経験の持ち主。「働き方」をテーマに執筆、研究に没頭中。著書に『なぜ、残業はなくならないのか』(祥伝社)『僕たちはガンダムのジムである』『エヴァンゲリオン化する社会』(ともに日本経済新聞出版社)『「就活」と日本社会』(NHK出版)『「意識高い系」という病』(ベストセラーズ)『普通に働け』(イースト・プレス)など。


前のページへ 1|2|3|4|5       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.