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インタビュー
» 2019年04月24日 08時00分 公開

水曜インタビュー劇場(とりあえず公演):店内に1500台のカメラを設置して、トライアルは何を知ろうとしているのか (1/5)

スーパーの「トライアル」が、面白いことを始めた。店内にAIカメラを1500台、デジタルサイネージを210台、それぞれ設置した。最新のテクノロジーを導入して、トライアルは何をしようとしているのか。AIカメラを開発した社長に話を聞いたところ……。

[土肥義則,ITmedia]

 福岡市に本社を置くスーパーが、またまた面白いことを始めた。「トライアル」(社名:トライアルホールディングス)である。

 2018年2月、福岡市の東にある埋立地「アイランドシティ」に、近未来を感じさせられる店舗が登場した。店内に700台のカメラを設置して、人の動きや商品棚などを分析。 また、セルフレジ機能とタブレット端末を搭載した、スマートレジカートを100台以上導入したのだ。

福岡県新宮町の「メガセンタートライアル新宮店」の外観

 店の天井を見ると、カメラ、カメラ、カメラである。買い物客を見ると、端末に向かって、操作、操作、操作である。これでもかこれでもかといった感じで、最先端のテクノロジーを導入したわけだが、それからわずか1年ちょっとでまた新しい試みを始めた。

 今回の目玉は「リテールAIカメラ」(以下、AIカメラ)である。お客の性別や購入商品を自動で判別して、最適な広告をデジタルサイネージに表示するという。福岡県新宮町の「メガセンタートライアル新宮店」にAIカメラ1500台、デジタルサイネージ210台を設置することで、トライアルは何を知ろうとしているのか。そして、その情報を手にして、次にどんな手を打とうとしているのか。

 トライアルホールディングスの新会社で、AIカメラを開発したRetail AI社の永田洋幸社長に話を聞いた。聞き手は、ITmedia ビジネスオンラインの土肥義則。

2018年3月現在、トライアルは214店舗を構える
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