長引くデフレの中で、経営改善は販促活動やコスト削減に注目されることが多かった。しかし、適切な販売価格に設定することで単価を上げられれば、その効果は大きい。「価格を1%改善できると、利益が23%増える。販促やコスト削減よりもインパクトが大きい」と空の松村氏。
「ぼくらが東南アジアにいくときと同じで、日本が外国人にとって安く行ける旅行先となっていくのか。物の価値ではなくストーリー価値、歴史の価値で日本が選ばれてほしい」(松村氏)
外国人から見て、旅行費用が安い国として選ばれるのか、高い費用を払っても価値のある国として選ばれるのか。インバウンドブームの裏側で、日本はそんな岐路に立っている。
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