今年も新米の季節がやって来た。せっかくならおいしくいただきたいものである。
同じ人が毎日、同じ銘柄、同じ量の米を同じ炊飯器で炊いていても、味にバラつきはないだろうか? バラつきがあれば、それは水量がバラバラだからだと考えられる。
おいしいご飯を炊くポイントとして水量に注目したのがアイリスオーヤマだ。同社は2016年9月、銘柄ごとに最適な水量でご飯が炊ける「銘柄量り炊き炊飯器」を発売した。
「銘柄量り炊き炊飯器」は、米と水の重量を計測する量り炊きモードを搭載したことにより、つねに銘柄に合った最適な水量で炊くことができる炊飯器。水を入れる際、最適な水量になるよう液晶と音でガイドし、差異を5cc以下に抑える。発売以後、毎年ニューモデルを投入。16年と17年に市場投入したものだけで、これまでに約20万台を売り上げている。
米の銘柄と量に合った最適な量の水を入れて炊くことができる「銘柄量り炊き炊飯器」。写真は19年7月に発売になったばかりの新型で、初めて圧力IHに対応した
ちょっと前までチヤホヤされていた「いきなり!ステーキ」が、減速した理由
ブームの牽引役などとチヤホヤされていた「いきなり!ステーキ」が叩かれている。2018年12月決算は、8年ぶりに赤字。低迷の原因として、米国での閉店や類似店舗の増加などが指摘されているが、筆者の窪田氏は違う見方をしている。それは……。
えっ、家が喫茶店になる? 自宅焙煎ができる「ホームロースター」が面白い
調理家電で、またひとつユニークな商品が登場した。コーヒーの焙煎機だ。大阪の家電メーカー「ライソン」がクラウドファンディングで公開したところ、3200台以上が売れた。家電量販店などであまり目にしない商品は、どのようにして開発されたのか。同社の社長に聞いたところ……。
「男女混合フロア」のあるカプセルホテルが、稼働率90%の理由
渋谷駅から徒歩5分ほどのところに、ちょっと変わったカプセルホテルが誕生した。その名は「The Millennials Shibuya」。カプセルホテルといえば安全性などを理由に、男女別フロアを設けるところが多いが、ここは違う。あえて「男女混合フロア」を取り入れているのだ。その狙いは……。
「無駄なことをやり続ける」 喫茶店不況の中、創業55年のレトロ喫茶が人気のわけ
喫茶店の倒産が相次いでいる。東京商工リサーチによると、2019年1〜8月の期間で倒産した喫茶店は42件。過去20年の中で最多ペースに並ぶ勢いだ。こうした中で、新宿にあるレトロな“純喫茶”が9月、新たな店を西新宿に出店した。店名は「珈琲西武」。新宿三丁目にある1号店は1964年にオープンし、今年で55年目を数えるほどの老舗純喫茶だ。喫茶店チェーンでは、200円台からコーヒーが飲める店も増えている中、珈琲西武のコーヒーは最低でも600円。それでも、平日や休日を問わず入店待ちの行列ができるほどの人気ぶりだという。
ヤリスとトヨタのとんでもない総合力
これまで、Bセグメントで何を買うかと聞かれたら、マツダ・デミオ(Mazda2)かスズキ・スイフトと答えてきたし、正直なところそれ以外は多少の差はあれど「止めておいたら?」という水準だった。しかしその中でもトヨタはどん尻を争う体たらくだったのだ。しかし、「もっといいクルマ」の掛け声の下、心を入れ替えたトヨタが本気で作ったTNGAになったヤリスは、出来のレベルが別物だ。
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