なぜあの商品は売れた? 行列研究所が謎に迫る
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» 2019年11月20日 07時28分 公開

あの会社のこの商品:20万台売れた! 「銘柄ごとの炊き分け」に目を付けたアイリスオーヤマの炊飯器 (1/5)

2009年に家電事業に本格参入したアイリスオーヤマ。ユニークな機能を持った商品が多いが、その中でも「銘柄量り炊き炊飯器」が注目を浴びている。銘柄量り炊きとは何か? どれほどユニークなのかというと……。

[大澤裕司,ITmedia]

 今年も新米の季節がやって来た。せっかくならおいしくいただきたいものである。

 同じ人が毎日、同じ銘柄、同じ量の米を同じ炊飯器で炊いていても、味にバラつきはないだろうか? バラつきがあれば、それは水量がバラバラだからだと考えられる。

 おいしいご飯を炊くポイントとして水量に注目したのがアイリスオーヤマだ。同社は2016年9月、銘柄ごとに最適な水量でご飯が炊ける「銘柄量り炊き炊飯器」を発売した。

 「銘柄量り炊き炊飯器」は、米と水の重量を計測する量り炊きモードを搭載したことにより、つねに銘柄に合った最適な水量で炊くことができる炊飯器。水を入れる際、最適な水量になるよう液晶と音でガイドし、差異を5cc以下に抑える。発売以後、毎年ニューモデルを投入。16年と17年に市場投入したものだけで、これまでに約20万台を売り上げている。

米の銘柄と量に合った最適な量の水を入れて炊くことができる「銘柄量り炊き炊飯器」。写真は19年7月に発売になったばかりの新型で、初めて圧力IHに対応した
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