電動スクーター「ブレイズスマートEV」は、なぜ3000台以上も売れているのかあの会社のこの商品(5/5 ページ)

» 2020年05月22日 08時23分 公開
[大澤裕司ITmedia]
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これからも新しいEVを出していきたい

 ブレイズスマートEVは現在のところ、売れ行きが好調に推移しているが、新たなEVモビリティー文化をつくっていくには、これ1つだけでは足りない。そこで同社は、ブレイズスマートEV発売後にニューモデルを次々と投入している。参考までに紹介しよう。

 まず投入されたのが「ネクストクルーザーEV」(48万8000円)。電動四輪ミニカーで、19年7月に発売された。次いで19年11月に「ブレイズEVスクーター」(13万6000円)を発売。「ブレイズスマートEV」同様、折りたたんで車に積める電動スクーターで、キックボードのように立ち乗りもできる。20年5月に発売されたばかりの「ブレイズEVトライク」(18万8000円)は電動三輪バイク。この1月に開催された「東京オートサロン」で初公開され、話題を集めた。

19年7月に発売された「ネクストクルーザーEV」。ベージュ、ダークグリーン、ブラック、レッド、ブルーの5色で展開している。原付免許または普通自動車免許を持ち、ナンバープレートを取得・装着し自賠責保険に加入すれば、公道走行が可能。原付ミニカー登録になるので、車検や車庫証明が不要だ
19年11月に発売された「ブレイズEVスクーター」。立ち乗りもできる電動スクーターで、「ブレイズスマートEV」同様、折りたたむことができる。カラーはブラック、ホワイト、ワインレッド、カーキの4色展開。原付免許または普通自動車免許を持ち、ナンバープレートを取得・装着し自賠責保険に加入すれば、公道を走行できる(ヘルメットは装着)
20年5月に発売されたばかりの「ブレイズEVトライク」。三輪なのでバイク初心者や車の運転に慣れていない人に最適。カラーはミッドナイトブラック、シャイニングパール、ルージュピンクの3色展開。普通自動車免許を持ち、ナンバープレートを取得・装着し自賠責保険に加入すれば、公道を走行できる(ヘルメットは装着不要だが、安全上装着を推奨)

 今後の方針として市川氏は、「EVカンパニーとして環境にやさしいだけでなく、手軽かつ経済的に楽しめ、『乗りたい』『所有したい』と思われるものをこれからも出していきたい」と掲げる。将来登場するであろう新モデルにも期待したいところである。

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