金融機関のデジタル活用〜デジタル活用のヒントを探る〜
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» 2020年07月11日 07時00分 公開

体験:ベルリン発、話題のチャレンジャーバンクN26とは何か(3/4 ページ)

[Masataka Koduka,ITmedia]

銀行カードも届かぬうちにApple Payでお買い物ができた

 さて、N26口座開設後の実直レポートに戻る。まず、筆者は別のドイツの銀行の口座から30ユーロを送金してみたが、口座開設直後(カードはまだ届いていない)に送金できた。

 それだけではない。現物としてのカードがまだ届いていないのに、もうカードは利用可能なのである。

「もうカードを使えます」との画面。200ユーロまでの買い物は口座開設後すぐにできるとのこと。

 口座作成直後、現物のカードも手にしていないのに200ユーロの買い物ができる。N26はオンラインでのチャットサポートを提供しているため、質問してみた。

 ――なぜ、すぐに200ユーロを使えるのか分かりません。N26のカードは、銀行発行のカードなので、デビットカードと思いましたが、もしかしてクレジットカードなのでしょうか? クレジットカードならば与信しているので、使えるのも分かるのですが、デビットカードならなぜ使えるのか、ちょっと分かりません。

N26サポート担当者 「基本、N26のカードはMastercardのデビットカードです。貯蓄が無ければ、支払いはできません。Apple Payでの一日200ユーロ利用額制限は、カードの現物がお客さまの手元に届くまでのサービスです。カードが届いたら通常の利用額制限が適用されます」

 カード現物が届くまでの200ユーロ利用は、Apple Payとの提携によるサービスのようだ。「Apple Pay/Apple WalletにN26カードを登録できます」と誘導されるので、お試しで登録してみる。

 ドイツの従来の銀行では振込手続きから、振込先に実際に入金されるまでおよそ一日かかる。翌朝、スマホを見ると、「30ユーロの振込がありました」とのメッセージが届いていた。早速、駅でApple Payを使い切符を買った。現物のカードも届いていないというのに。

N26口座+Apple Payで実際に切符を買う

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