スターバックスコーヒージャパンは7月30日、テレワークなどのビジネス利用を想定した新店舗を東京・銀座にオープンした。予約可能なブース席のほか、メガネブランド「JINS」が開発したワーキングスペース「Think Lab(シンクラボ)」を設置。多様な働き方に対応した機能を備え、テレワークなどの需要を取り込む。
ビジネス利用を意識した空間は、店舗の2階に設けた。ブース席やテーブル席を備えた「SMART LOUNGE」と有料制のThink Labの2つの空間がある。
SMART LOUNGEには、40分単位で予約可能な半個室のブース席を4席設置。テレビ電話などにも利用できる。テーブル席のエリアでは、テーブルを組み合わせることで、2〜12人でのミーティングや商談に便利なスペースも設けた。
Think Labは、JINSを運営するジンズが2017年に同社の本社内に開設したワーキングスペース。集中力を測定するメガネ型デバイス「JINS MEME(ジンズミーム)」の研究成果を活用し、“1人で集中できる空間”を作り上げた。
新店舗に設置したThink Labでも、作業しやすいパーソナルスペースの広さ、誰とも目線が合わない空間、他人の動きが気にならない導線など、1人で集中しやすい設計の空間を作った。また、植物、自然音、気温・湿度調整、照明、オリジナルアロマなどを活用し、科学的な分析に基づいた“集中しやすい環境”を整備している。Think Labには17席を用意しており、スマホアプリを通じて15分単位で予約可能。料金は15分で300円(税別)。
1階の注文カウンターでは、事前に注文と決済ができる「モバイルオーダー&ペイ」の受け取り用カウンターも設けている。
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