2021年は35歳以上が転職のチャンス? 人材サービス大手のエン・ジャパンが、転職コンサルタントを対象に「ミドルの求人動向」について調査を実施。42%が「ミドル世代の求人が増える」と回答した。その理由は?
21年のミドルを対象とした求人募集の変化について尋ねたところ、42%が「増加すると思う」と回答。理由を尋ねると「業態のシフトチェンジに伴う、経験者募集の増加」が最も多く41%。次いで「景気回復の兆しが見えてきたため」(36%)、「DX化を推進するため、スペシャリスト募集の増加」(34%)、「若手人材の不足による、採用人材の年齢幅が拡大」(34%)と続いた。
「DX(デジタルトランスフォーメーション)化が進むことでミドル求人数は変化すると思うか」という問いには、44%が「増加すると思う・どちらかといえば増加すると思う」と回答した。
「増加すると思う」と答えた理由としては「2025年問題を見据え、ICT推進に取り組む企業が増え、それに伴う求人が増えると考えられるため」「DXを推進するための経営企画〜立案をする人材から、システム開発にてマネジメントをする人材ニーズが増えると考えられるため」という声があがった。
一方で「減少すると思う・どちらかといえば減少すると思う」と回答した人からは「DX化の浸透によるマネジメントの効率化が進みミドルの業務量が減少するため比例してミドルの求人数も減少すると思われる」「省人化がなされることにより、必要な人手が少なくなる。ミドル層に限らず必然的に求人は減ることになると考える」といった理由があがった。
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