日立グローバルライフソリューションズ(以下、日立GLS)が、トルコの家電大手アルチェリクと合弁会社を設立し、自社の海外白物家電事業をこの新合弁会社に移管すると、2020年12月16日に発表した。
新会社設立にあたって、日立GLSは新会社の株式の6割を3億ドルでアルチェリクへ譲渡。新会社の持ち株比率は、日立GLSが40%、アルチェリクが60%のジョイントベンチャーとなる。
後編では、日立GLSが海外大手家電メーカーとアライアンスを組む目的は何なのか、同社の描く未来の姿について、取締役社長谷口潤氏を取材をした。
<前編はこちら>
日立グローバルライフソリューションズ株式会社 取締役社長 谷口潤氏。1995年に日立製作所 システム事業部に入社。19年には、大手家電メーカーとしては異例の46歳という若さで新会社となる日立グローバルライフソリューションズの取締役社長となる
家族型ロボットへ出資した、日立GLSの目指す未来
なぜ次々と新ジャンル? バルミューダが社長一本槍から脱却目指すワケ
「100億円プレーヤーはもう飽きた」変わり続けるバルミューダの野望
「家電事業統合」控える日立、AIが“洗い方”決める洗濯機を発表
東電・日立・パナソニック、住宅向けIoTの実証試験を開始 電気の“ムダづかい”防ぐ
日立の家電、“省エネ”前面アピールやめた理由
日立、テレビ「Wooo」の国内販売中止 ソニーと連携強化し「BRAVIA」販売へ
アイリスオーヤマ、東京・浜松町にR&D拠点を新設 “メーカーOB”採用し家電強化へCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング