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トルコ家電メーカーとの合弁へ海外家電事業を移管、日立GLSは何を目指すのか家電メーカー進化論(1/6 ページ)

» 2021年02月18日 07時00分 公開
[倉本春ITmedia]

 日立グローバルライフソリューションズ(以下、日立GLS)が、トルコの家電大手アルチェリクと合弁会社を設立し、自社の海外白物家電事業をこの新合弁会社に移管すると、2020年12月16日に発表した。

 新会社設立にあたって、日立GLSは新会社の株式の6割を3億ドルでアルチェリクへ譲渡。新会社の持ち株比率は、日立GLSが40%、アルチェリクが60%のジョイントベンチャーとなる。

 後編では、日立GLSが海外大手家電メーカーとアライアンスを組む目的は何なのか、同社の描く未来の姿について、取締役社長谷口潤氏を取材をした。

前編はこちら

日立グローバルライフソリューションズ株式会社 取締役社長 谷口潤氏。1995年に日立製作所 システム事業部に入社。19年には、大手家電メーカーとしては異例の46歳という若さで新会社となる日立グローバルライフソリューションズの取締役社長となる
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