谷口社長は自社について「日立GLSは、日立グループのなかでも稀有な会社」だと評す。その理由は「家電などを通じて生活者との直接のインタフェースを持つ」ためだという。生活者を理解し、社会や家庭の課題をくみ取り、その課題解決に必要なサービスを提供することが、同社の役割だとした。
従来、企業は単独で問題解決に取り組むことが多かったが、社会が変化し、各企業が得意とする分野を持ち寄ってオープンに協創する流れが生まれている。日立GLSが、GROOVE Xやアルチェリクとの協業を実現したのも同様の流れによる。
谷口社長は最後に「今後もさまざまな得意分野を持つプレイヤーとコラボレーションし、ビジネスや社会の変化のスピードに追従しながら、生活者にこれまで以上の価値を提供していきたい」と、同社の未来の姿を話した。
家族型ロボットへ出資した、日立GLSの目指す未来
なぜ次々と新ジャンル? バルミューダが社長一本槍から脱却目指すワケ
「100億円プレーヤーはもう飽きた」変わり続けるバルミューダの野望
「家電事業統合」控える日立、AIが“洗い方”決める洗濯機を発表
東電・日立・パナソニック、住宅向けIoTの実証試験を開始 電気の“ムダづかい”防ぐ
日立の家電、“省エネ”前面アピールやめた理由
日立、テレビ「Wooo」の国内販売中止 ソニーと連携強化し「BRAVIA」販売へ
アイリスオーヤマ、東京・浜松町にR&D拠点を新設 “メーカーOB”採用し家電強化へCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング