OWNDAYS広報担当の重村真実氏に商品発売の狙いを聞いた。
「2020年から今年にかけて、コロナの影響で多くのレジャーが制限されている中で、サウナブームが起こりました。一方でメガネユーザーにとってはサウナに眼鏡を持ち込むのが難しい状況があります。フレームやレンズの素材の多くが耐熱仕様になっていないからです。ですが、メガネを掛けないと視界がクリアにならないので危険です。またサウナ内に設置してあるテレビなども見ることができず不便です。こうした事情があることから一定のニーズが見込めると感じ、今回の商品化を決めました」
テレワークの浸透によってコンタクトからメガネに切り替える消費者が増え、メガネ業界の市場は膨らんでいる。2020年の大手5社(ジンズホールディングス、メガネトップ、ビジョナリーホールディングス、インターメスティック、OWNDAYS)の売上高の平均は、前年比で6.5%増になっている。サウナ専用メガネの発売によって、OWNDAYSはサウナブームの盛り上がりを実需に生かせるか。
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