カルチュア・コンビニエンス・クラブのグループ会社で電子マネー「Tマネー」を運営するTマネー(東京都渋谷区)は、4月21日からTマネーをApple Payに対応させた。iDおよびMastercardコンタクトレス(タッチ決済)加盟店で支払いに使うことができる。従来は、主にTポイントに対応した店舗だけで利用できた。
TマネーはTカードやモバイルTカードにチャージして利用できる電子マネー。加盟店にて現金をチャージできるほか、クレジットカードからのチャージ、Tポイントからチャージでいきるようになっている。Tマネーの利用時には、支払い500円につき1ポイントのTポイントを付与する。
内部的にはMastercardのバーチャルプリペイドカードが発行されており、カード番号も発行される。カード番号を使ってネットショッピングなどに利用することもできるようになっている。
一時は電子マネーごとに利用できる加盟店が異なることが多かったが、Apple Pay/Google Payの普及により、利用できる店舗の共通化が進みつつある。LINE Payやメルペイも、アプリ内に国際ブランドのバーチャルプリペイドカードを発行し、それをApple Payなどに登録することで、iDやタッチ決済が利用できるようになった。強力な加盟店網を持たない電子マネーや決済サービスでは、この方式が広がりそうだ。
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現金派の人がキャッシュレスに移行しない理由とは? 過半数が「今後も現金払い」Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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