日本初のハンバーガーチェーン「ドムドムハンバーガー」を展開する、ドムドムフードサービスも、7月には東京・新橋に新業態の「TREE&TREE's(ツリーアンドツリーズ)」を出店。店内で手切りした和牛100%のパティを米粉のバンズで挟んだ、プレミアムバーガーを販売する。
朝の時間帯にはスペシャルカレーなどが登場。昼はプレミアムバーガーを中心とした商品構成。夜はハンバーガーと共にビールやワインなどのお酒に合ったメニューも提供する。
また、オーダーシステムはキャシュレス専用とし、店舗に備え付けられたタブレットより顧客自身がオーダーから精算までを行う。
詳細は後日発表されるが、小麦粉を使わないグルテンフリーや非接触性が高いキャッシュレスを取り入れ、ポストコロナを見据えた、日本発らしいユニークなハンバーガーショップを目指しているようだ。
ライスバーガーに進出したのは松屋フーズだ。4月13日に「松屋三鷹店」(東京都武蔵野市)内と「松屋青葉台店」(横浜市)内に、店舗を試験的にオープン。デリバリー専門の「こめ松」が提供する「マイバーガー」は、6月1日から松屋の店舗とコラボして22店にまで一挙に拡大する。注文は「出前館」サイトから行う。
商品の「ライスバンズ」は、国内産の白米と五穀米の2種類がある。パティは、松屋で人気の「牛めし」「牛焼肉」「カルビ焼肉」「ビビン丼」の4種から選択可能とした。タレ(生姜、ビビン)とソース(タルタル、サウザン)も2種類ずつ用意。豚汁とサラダ付きのセットにも対応する。
同社は、主力の牛めし・松屋における21年3月期の既存店売上高が、前年比86.4%と2桁減の苦戦。都心部立地の店が多いのが特徴で、テレワークの普及などにより、都市部に出勤するビジネスパーソンが減少したのが響いた。
なお、直近の牛丼3社の業績は、郊外に強い順に、すき家、吉野家、松屋の並びとなっている。
このような状況なので、新しい事業の柱となり得る新業態としてライスバーガーに注目した。
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