「鬼滅の刃」を手掛ける制作会社ufotable、法人税法違反の疑いで在宅起訴

» 2021年07月10日 16時57分 公開
[ITmedia]

 ヒットアニメ「鬼滅の刃」を手掛ける制作会社「ufotable」(東京都杉並区)は7月9日、同社と同社の近藤光社長が法人税法等違反の疑いで在宅起訴されたと発表した。「国税当局の指導に従って修正申告を行い、全額納付いたしました」としている。

ufotableのWebサイト

 9日、同社の公式Twitterアカウントで以下のように投稿した。「今般、弊社及び弊社代表が、法人税法等違反の疑いで起訴されました。ファンの皆様、関係者に心よりお詫び申し上げます。国税当局の指導に従って修正申告を行い、全額納付いたしました。より良い制作環境の整備に向け、法令じゅん守、経営の適正化に努めて参ります」としている。

「税務事件に関する一部報道について」(ufotableのWebサイトより)

 その上で「弊社作品を応援いただいておりますファンの皆さまをはじめ、関係者にご心配、ご迷惑をおかけすることについて誠に申し訳なく、心よりお詫び申し上げます」とツイートした。

 共同通信などの報道によると、ufotableはアニメキャラクターを使った飲食店を全国に展開していて、過去に売上高の一部を除外するなどして法人税や消費税を免れたとしている。

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