21年上半期に「賃貸居住用物件で問い合わせが多かった条件・設備」1位は?コロナの影響を大きく受ける結果に(2/2 ページ)

» 2021年08月20日 10時00分 公開
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問い合わせが多かった・人気のあった設備は何か?

 また、問い合わせが多かった・人気のあった設備1位は「インターネット接続料無料」(43.2%)。個人で契約をしなくてもインターネット回線を無料で利用できるため、コロナ禍でオンライン授業やテレワークを実施する人から支持を集めた。

賃貸居住用物件を探している人の中で多かった問い合わせ内容・設備編

 2位は「オートロック」(34.2%)、3位は「モニタ付きインターホン」(31.2%)と、セキュリティーに関する設備がランクインした。在宅時間が長くなった影響で、防犯面を気にしながら住まいを探す人が増えたようだ。4位以降は「追い炊き機能」(25.0%)、「宅配ボックス」(24.9%)と続いた。

 コロナ禍による外出自粛やテレワーク、在宅勤務の普及により、住居設備や住む場所に求めることにも変化が生じている。最近では、「テレワークや在宅勤務しやすい物件」という条件で検索や照会ができる不動産業者も増えており、今後も賃貸に求める条件の変化に注目が集まる。

 今回の調査は21年1月以降、「賃貸居住用物件を探している客の接客を担当したことがある」と回答した全国のアットホーム加盟店を対象にインターネットで実施した。期間は21年6月1〜7日、調査対象店舗数は847店。

賃貸居住用物件を探している人の中で多かった問い合わせ内容・条件と設備1〜3位
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