Finatextホールディングスの子会社であるFinatext(東京都千代田区)は9月2日、「デジタル金融の統合基盤」の提供を開始した。同時に、三菱UFJ銀行にて資産形成の総合的なサポートを目的としたサービス「Money Canvas」のシステム構築及び開発の支援をする。
デジタル金融の統合基盤は、金融機関や事業者の商品など異なる複数のサービスを1つのプラットフォーム上で提供でき、金融機関の厳しいセキュリティ条件を満たしたシステム構築を実現している。俊敏性と拡張性、セキュリティコントロールなどのクラウドの強みを最大限に生かし構築した。
また、柔軟なカスタマイズが可能となり、同社グループの提供する証券ビジネスプラットフォームBaaSや保険クラウドInspireなどとの連携も可能となるため、早期かつ容易に証券商品、保険商品の提供が可能となる。
デジタル金融の統合基盤は、他の金融機関の導入が可能となっている。同社は、導入することによりEmbedded Financeの加速を支援するとともに、普段利用するサービス同様に、日々の生活の中で自然と使いこなせる世の中を実現したいとしている。
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