「フリーランスになって一番苦労したこと」という質問では、職業に関係なく以下の回答が多かった。
職業別でみると、ライターの人からは「しばらくは稼げない」「オンラインツールの使い方など学習したり覚えたりすることが多い」「仕事を受注しなければ収入がないので、体調が悪い時などに焦る」「同僚がいないので悩みなどを聞いてもらえない」「実績を作るまでに苦労があった」「仕事を得るための営業活動が大変」などの声が寄せられた。
デザイン関係の仕事をしている人からは「契約内容との相違でおこるトラブル対処が難しい」「クライアントとのやりとりがメッセージのみなので、求められるイメージを把握しにくく、手直しが必要になることも」「単価の設定が分からない」「保険、年金、税金の手続きを自分で調べてやらなければならない」「新しい案件の獲得が難しい」といった体験が寄せられた。
エンジニアの人からは「契約先に提出する書類の期日を厳守」「知らない方とでも多くのコミュニケーションが必要なため、いろいろな会話の引き出しが必要」「安定して稼げない時期があり生活費を確保するのが大変」「契約書作成のため法律の知識が乏しく苦労した」などのコメントが寄せられた。
その他の職業の人からは「個人事務所だと信用を得にくい」「フリーランスの人が増えたので集客が難しくなっている」などの声も寄せられている。
今回の調査はフリーランスとして独立して3カ月以上経過している232人を対象に、9月11〜15日にインターネットによるアンケート調査で実施した。
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