1年前と比べ最もお金をかけるようになったのは「食品・飲料」 消費意識の調査マイボイスコムが調査(2/2 ページ)

» 2021年10月04日 09時52分 公開
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1年前と比べてお金をかけていることはある?

 「1年前と比べてお金をかけていることがあるか」の問いに、6割強はあると答えた。最も多かったのは「食品・飲料」で34.3%、次いで「外食、グルメ」「健康、スポーツ、リラクゼーション」「BD・DVD、CD、書籍、漫画、ゲームなど」が7〜9%だった。女性10〜20代では「衣料品、アクセサリー」「美容、化粧品」、男女ともに10〜20代は「BD・DVD、CD、書籍、漫画、ゲームなど」が高かった。

お金をかけることを我慢していることはある?

 今年、お金をかけるのを我慢していることがあるか聞いたところ、7割強があると答えた。最も多かったのは「旅行、レジャー」で47.3%、次いで「外食、グルメ」が29.0%、「デートや飲み会など、友人知人とのコミュニケーション」が13.5%、「映画、ライブ、演劇、美術展など文化・芸術鑑賞」が12.6%だった。いずれも19年時より増加していて、「衣料品、アクセサリー」は女性若年層で高くなった。

今年、お金をかけたいが我慢していることはありますか?

今後1年間の購買意欲はどのように変化すると思うか

 今後1年間の購買意欲はどのように変化すると思うか尋ねると、「高くなる」が1.4%、「やや高くなる」が10.9%、「低くなる」が4.5%、「やや低くなる」が10.4%だった。「変わらない」は72.8%で、19年より増加した。女性10〜30代で、購買意欲が高くなると思う人の比率が高い傾向が見られた。

今後1年間の購買意欲はどのように変化すると思いますか?

 コロナ禍の影響もあり、この1年で購買意欲はやや減少したことが分かった。一方で、外出自粛の生活の中で「食品・飲料」「外食、グルメ」など、自宅で過ごす時間を充実させるような商品にお金をかける人もいた。緊急事態宣言が全面解除されたが、今後の消費意識はどのように変化するのだろうか。

 今回の調査は 、「MyVoice」のアンケートモニターを対象に、インターネットで実施した。期間は21年9月1〜5日、有効回答数は1万122人。

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